今回のポケモンはアーボです。

見た目はまんま蛇ですが、おそらく名前の由来はボア(boa)というヘビを指す英語だと思います。
昔マジック・ザ・ギャザリングというカードゲームをやっていたことがあるのですが、緑のクリーチャーにリバーボアというヘビがいてよく使っていたんですよね。
それでアーボの名前の元ネタとして思い当たったわけです。
他にもアーボでアーボーグのプーラージという名前を思い出したりと、なんだかアーボをきっかけにMTGのことがなつかしくなってきましたw
まあそれはともかく、このアーボについて調べてみることにします。
ポケモンGO図鑑におけるアーボの説明文

図鑑No:023 アーボ
重さ:6.9kg
高さ:2.0m
タイプ:どく
へびポケモン
『ぐるぐる体を巻いて休んでいるのはどの方向から敵が襲ってきてもとっさに頭を向けて威嚇できるからだ。』
タイプはどくで分類はへびポケモン。
姿から予想するイメージそのまんまですね。意外性がなくて逆に驚いていますw
高さ2.0mとなっていますが、これって全長なのでしょうか?
だとしたらあまり長くはないですね。もっと体長があるのかと思っていました。
解説文に書かれていることが気になって実際のヘビについても調べてみたのですが、体を巻いていることで360度すべての方向に注意を払えるため、迫る脅威に対処できるのだそうです。
ヘビがとぐろを巻く理由に、そんな意味があったのですね。
私はもうけっこうな年齢なのですが、今まで知りませんでした。そもそもヘビがああいうポーズをとっていることに対して疑問にも思わなかったと言ってよいでしょう。
ポケモンで遊ぶことは、子どもたちにとっても良い勉強になっているのかもしれません。
アーボの英語名
アーボの英語表記はEkansです。
最初見た時は意味が分からなかったのですが、これもアーボ=ボアと同じで逆さ読みです。
Ekansを逆から読むとSnake(スネーク)になって英語の「ヘビ」になります。
ちなみにアーボの進化形はアーボックというのですが、cobra(コブラ)を逆さにするとarbocになってアーボックと読めるからみたいです。
さらにアーボックの英語名はArbokで、cobraの頭文字cをkに替えて逆さ読みした名称になっています。
ポケモンは生物の勉強だけでなく英語の勉強にもぴったりなのかもしれませんねw
アーボとは? アーボの特徴
アーボの特徴を簡単にまとめてみました。
五十音読みで最初に来るヘビのポケモンである。
が、しかしブラック・ホワイトにてアーケオスとその進化前アーケンが登場。長年守り続けてきた「五十音読みで一最初最初」というのはここで途切れた。
大型で無毒のヘビであるボアが名前の由来だが、姿はガラガラヘビに近い。ヘビのポケモンだけあって、丸呑みを得意としている(ポケリフレでは実際にポケマメを一口で丸呑みする)。ポッポやオニスズメなどの鳥ポケモンの卵を好物としており、舌先を細かく動かし匂いを探ったり、音を立てずに忍び寄ることもでき、背後から獲物に襲いかかる。
このことから鳥ポケモンは、アーボに襲われやすい。鳥ポケモンは、必死に卵を守っていたとしても、巣ごと丸呑みにされると思われる。顎を外すこともでき、多少大きな獲物でも呑み込める。人間はさすがに無理と思われていたが、オーキド博士のポケモン図鑑のコーナーでは、餌をあげようとして呑み込まれていた。(あの後オーキド博士がどうやって助かったのか不明である)
体を巻いて休んでいるのは、いつでも威嚇できるようにしているためである。
ピクシブ百科事典アーボのページより引用
また、ゲームで明かされた設定では無いものの、公式監修書籍ではコラッタクラスの獲物を食べれば、ひと月は食わずでも大丈夫というパワフルな生態になっている。
ただし、蛇ゆえか寒さの類には弱く、冬には森の土の中に潜って冬眠し、夏になると草地に出てくるという。
名前の由来に関してはまさに私が考えている通りだったようです。
アーボは毒をもっていますが、実際のボアは毒を持っていないみたいですね。
生態を見る感じ、やっぱり私たちがヘビと聞いてイメージする姿そのまんまといった感じです。丸のみが得意だったり冬には冬眠したり。
ポッポやオニスズメといった鳥ポケモンの卵が好物でよく食べてしまうそうですから、ポケモンの世界でも食物連鎖はちゃんとあることがよくわかりますね。
ねずみのコラッタすらも食べてしまうようですが、コラッタは1匹見かけると40匹はいるという繁殖力を持つので、アーボがちょっと丸のみしたからってコラッタがいなくなることもないでしょう。
しかもコラッタを食べるとひと月は食わずに生きていけるようですから、それ以上食べることもなさそうです。
コラッタの繁殖のせいで困っている人から見ると、むしろもっと食べてほしいと思われているかもしれませんw