キーワード化された能力たち
Shadowverse(シャドウバース)ではカードなどにさまざまな意味が秘められた用語が使用されています。
そういったキーワードを用いることにより、カードのテキストを短くしているわけですね。
たとえば「守護」というフォロワー専用の能力があります。
「守護」を持つフォロワーが自分の場にいるとき、相手のフォロワーは「守護」を持つフォロワー以外を攻撃できない。
という効果があるのですが、「守護」というキーワードを作らなかったら、この能力を持つ全てのフォロワーに上の文章を記載しないといけなくなりますよね?
それが「守護」というキーワードを作ることでその必要がなくなるわけです。
このページでは、それらの用語についてまとめています。
フォロワー専用キーワード
上で述べた「守護」の他にもフォロワーカードは様々な能力を持っており、一部の能力は同じように用語がつけられて管理されています。
まずは、これらの語句を覚えると戦いがスムーズに行えるようになるはずです。
時間はかかるかもしれませんが、実際にプレイすることですぐに身についていくでしょう。
守護
「守護」を持つフォロワーが自分の場にいるとき、相手のフォロワーは「守護」を持つフォロワー以外を攻撃できない。
守護の名の通り、身を挺してリーダーを守るわけですね。
「あれ? 相手リーダーを攻撃したいのにできない……」という時は、この能力を持ったフォロワーが相手の場にいる可能性が高いです。
疾走
場に出たターンに攻撃が可能。
基本的にフォロワーカードは場に出たターンは攻撃できませんが、この能力を持つ者はそのルールを無視できます。
相手の予想外のダメージを与えることが可能になるでしょう。
潜伏
相手の能力で選択されず、相手から攻撃されない。
「潜伏」を持つフォロワーが攻撃すると、「潜伏」は消える。
伏兵のように、戦場に身を潜めているわけです。
しかし、一度動いたらもう二度と隠れることはできません。
必殺
「必殺」を持つフォロワーが、攻撃するか攻撃されることによって相手のフォロワーにダメージを与えた場合、相手のフォロワーの残り体力に関係なくそれを破壊する。
一撃で敵フォロワーを仕留める恐ろしい能力です。
こちらの強いフォロワーで「必殺」能力を持つ敵フォロワーを攻撃するのはやめておいたほうがいいでしょう。
反撃の刃を受けて倒れることになります。
ドレイン
「ドレイン」を持つフォロワーが、攻撃することによって相手のリーダーかフォロワーにダメージを与えた場合、それと同じだけ自分のリーダーを回復する。
相手のフォロワーから攻撃された時は発生しない。
攻撃することにより、リーダー自身の体力を回復できます。
便利な能力ですね。
幸い、反撃時のダメージでは回復されませんので、次のターンになる前に倒してしまいたいところです。
ゲーム内で使われている用語
ほかにもシャドウバースにはさまざまな用語があります。
フォロワーカードはもちろんのこと、スペルカードやアミュレットカードにもこれらの用語が頻繁に出てきます。
覚えておくと戦いが有利になるでしょう。
リーダー
アリサ、エリカといったプレイヤーが操るキャラクターのこと。リーダーの体力が0になると敗北する。
つまり貴方、もしくは対戦相手のことですね。
相手リーダーの体力を0にするのがカードバトル時の目的となります。
フォロワー
カードの種類の1つで、場に出して戦わせる。攻撃力と体力を持つ。
場に呼び出された後、倒されるまで貴方を助けます。
プレイヤーの剣、あるいは盾となって戦うことでしょう。
クラス
クラスとは、簡単に言うと『そのカードがどの勢力に属しているか』を示すものです。
そしてそのクラスのカードは、該当の勢力を扱えるリーダーを選んでいる時にしか使うことができません。
例としてあげると、下のジェネシスドラゴンというフォロワーカードのクラスはドラゴンになっていますが、ドラゴンの勢力を操れるリーダーはローウェンただ一人なのです。
そのため、ドラゴンというクラスのカードが入っているデッキを使うときは、リーダーをローウェンにしなければいけません。
他にもロイヤル、ウィッチなどといったクラスがあり、それぞれ対応したリーダーにしか扱えません。
ロイヤルはエリカ、ウィッチはイザベルがそれぞれ対応リーダーです。
他にニュートラルというクラスのカードがあり、これは全てのリーダーが扱うことが可能です。
まとめると以下のようになります。
リーダー | クラス |
---|---|
エリカ | ロイヤル |
アリサ | エルフ |
ルナ | ネクロマンサー |
ローウェン | ドラゴン |
イザベル | ウィッチ |
ユリアス | ヴァンパイア |
イリス | ビショップ |
全リーダー | ニュートラル |
クラスはフォロワーカード、スペルカード、アミュレットカード、全てのカードに設定されています。
タイプ
カードをある一定の枠に分類したものです。
現在のところ、兵士や指揮官といったタイプがあります。
例えば、『相手のフォロワー1体に自分の場の兵士フォロワーの数ぶんダメージを与える』というようなカードが合った場合、あなたの場のタイプが兵士であるカードの数を参照してダメージを与えるわけです。
進化
全てのフォロワーカードは進化させることが可能です。
フォロワーを進化させると以下のメリットがあります。
・進化時の能力が発動する
・ステータスが上昇する
・場に出たターンでもすぐに攻撃できる(敵フォロワーに対してのみ可能)
進化はEPというものを1つ消費して行います。
どんなコストのフォロワーでも消費するEPは1のみです。
先攻プレイヤーには2EP、後攻プレイヤーには3EPが与えられています。
進化できるタイミングについても制限があり、先攻プレイヤーは5ターン目から、後攻プレイヤーは4ターン目からそれぞれ進化ができるようになります。
なお、進化は1ターンに1回しかできません。
カウントダウン
カウントダウンを持つアミュレットが場に出ると、カウントダウンのあとに書いてある数字が表示される。
自分のターン開始時にカウントダウンが1つ進む。
カウントが0になったアミュレットは破壊される。
例えば「カウントダウン3」だったら、カードをプレイした3ターン後にこのカードが破壊されてしまうということです。
カウントダウンを持つカードは、場にある間効果を発揮し続けるものと、カードが破壊された時に初めて効果を発揮するものがあります。
効果によって扱い方を変える必要がありますね。
スペルブースト
手札にあるときに働く能力で、自分が他のスペルをプレイするたび、スペルブーストカードが強化される。
※例えば『プレイ時+0/+0する。スペルブースト+1/+1』という能力を持つキャラが手札内にある場合、スペルを3回使うとプレイ時に+3/+3された状態で出すことが可能ということ。
少々ややこしいですが、貴方がスペルカードを使えば使うほど、手札にある「スペルブースト」能力持ちのカードがどんどん強くなる、と考えておけばよいでしょう。
土の印
ウィッチクラスのアミュレットカードが持つタイプのひとつ。
「土の印」タイプのアミュレットが自分の場にあるとき、「土の秘術」能力を持つカードをプレイすると、その能力が働く。
下記の「土の秘術」と関連があります。
あらかじめ場に出しておくことで、「土の秘術」効果を発揮させることができます。
ただし「土の印」はその際に破壊されてしまいます。
土の秘術
「土の秘術」能力を持つカードをプレイしたとき、自分の場に「土の印」タイプのアミュレットがあるなら、それを1つ破壊して、強力な能力が働く。
上記の「土の印」が場に出ていると、それを破壊することで代わりに強力な力を発揮できます。
ラストワード
そのカードが破壊された時に発動する能力のこと。
戦闘によって破壊されても、スペルカードなどの効果によって破壊されても発動します。
ただ、消滅させられた場合は能力は発動しません。
ネクロマンス
「ネクロマンス」能力を持つカードをプレイしたとき、自分の墓場の枚数がネクロマンスの値以上あるなら、その値だけ墓場の枚数を減らして強力な能力が働く。
墓地のカードを代償とし、強力な効果を発揮できます。
ゾンビ
「2/2」のフォロワーのこと。
「ゾンビ」を出すという表記がある場合、このフォロワーが出てくるわけです。
ガーディアンゴーレム
「守護」の能力を持つ「3/3」のフォロワーのこと。
「ガーディアンゴーレム」を出すという表記がある場合、このフォロワーが出てくるわけです。
ゴースト
「急襲」と「場を離れるときか自分のターン終了時、このフォロワーは消滅する」を持つ、「1/1」のフォロワーのこと。
「ゴースト」を出すという表記がある場合、このフォロワーが出てくるわけです。
変身
カードを別のカードにすること。
変身後のカードは行動済状態で、そのターンは攻撃できない。
カードを別のカードに変化させてしまいます。
デジタルならではの面白いカードですね。
合体
自分の場の「ツインプリズナー・フラム」1体と「ツインプリズナー・グラス」1体を「消滅」させ、自分の場に「フラム=グラス」1体を出すこと。
まさに合体ですね。
といってもロボットではなさそうです。
今のところ、上記2体のフォロワーの専用ワードとなっているようですが、後々同じようなカードが追加されるのではないかと。
覚醒
自分のPP(プレイポイント)最大値が7以上の状態を指すキーワード。
PPが7以上になるのは基本的に後半戦です。
覚醒を持つカードは逆転の力を秘めているといっても過言ではないでしょう。
復讐
自分のリーダーの体力が10以下の状態を指すキーワード。
自分がピンチになると変化が起きるカードです。
大抵は効果が強力になったりするため、相手の体力を減らすと逆にこの力で手痛い反撃を受けることもありえるわけです。
消滅
場のカードを取り除くこと。
カードは墓地に行くこともなく消滅し、被破壊時効果も発生しない。
破壊されたときに発生する効果がおきません。
なお、消滅したカードは墓地に行かないため、「ネクロマンス」などのコストにも使えなくなってしまいます。
アポカリプスデッキ
4種類の専用カードで構築された10枚のデッキのこと。
アポカリプスデッキ専用のカードは、通常のカードより強力。
『サタン』を場に出すことで、自分のデッキをこのアポカリプスデッキに変更できます。
アポカリプスデッキは『サタンズサーヴァント』『沈黙の魔将』『ディースの裁き』『アスタロトの宣告』の4種10枚で構成されています。
兵士
ロイヤルクラスのフォロワーカードが持つタイプの1つ。
タイプの1つです。
このゲームではフォロワーのタイプも大きな意味を持ちます。
場に並びやすく、指揮官によって強化することで相手を圧倒することが可能です。
指揮官
ロイヤルクラスのフォロワーカードかアミュレットカードが持つタイプの1つ。
タイプの1つです。
このゲームではフォロワー、そしてアミュレットが持つタイプも大きな意味を持ちます。
能力は様々ですが、主に兵士を強化できます。
トークン
トークンとは、実際のカードは無いけれど、あるカードを使うことによって場に出たり手札に引くことが出来るカードのことです。
トークンについてはこちらで詳しく解説しています。
今後も随時更新していきます
他のカードゲームに慣れていると大体の用語はそれほど時間がかからずに理解できるのですが、シャドウバースが初めて触れるカードゲームだった場合、少々戸惑うかもしれませんね。
最初は自分が使うデッキに入っているカードの用語をマスターする程度で問題ないでしょう。